お茶専門店から教えてもらいながら淹れたお茶の美味しさに、感動!!
5月24日(木)
第32回スペシャリスト女子会
「新茶の季節に知りたい日本茶の世界
おいしいお茶の淹れ方を知ろう」
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました😊
講師は郡山市虎丸に本店のある、静岡屋茶舗 代表取締役望月俊弥さん。初夏にふさわしい、和服でお越しくださいました。
第1部は、お茶の知識編。
お茶が小売店に流通するまでには、
生産農家さんが収穫したお茶を荒茶にし、仕上げ問屋さんが製品化する段階があることを写真で学びます。
小売店(お茶専門店)で独自のブレンドをして、私たちが日本茶を飲めるまで、たくさんの手間がかけられているのですねーー。
望月さんが訪ねた産地の写真も豊富に見せていただきました。
新茶(柔らかい芽を摘む一番茶の季節)と一口にいっても、
春と夏に売られる茶葉では、仕上げの段階の火入れの強さを変えているそう。
どの季節でもおいしく飲めるように工夫されているのです。
第2部は、お茶の淹れ方実践編。
お茶が持っている個性を活かして最大限においしく飲むポイントを教えていただきました!
そのポイントは、旨味の元アミノ酸と、苦味や渋みの元のカフェインとテアニンをどう溶け出させるか。
その肝は温度!
アミノ酸は低い温度で溶け出すので、
沸かしたお湯をどう冷ますかなんです。
それが、いつもの道具プラスアルファで、(温度計がなくても)
できるんですね。
もう一つのポイントは茶葉の量。
気をつけて一人ずつ、入れてみました。
今回、入れるお茶は、
深蒸し茶と
浅蒸し茶(いわゆる煎茶)
深蒸し茶は細かい茶葉が多いので、水色が濃いんですね。
そして、低温で入れた一煎目はうま味が濃くて甘い!
すっと爽やかさが口に広がる煎茶と和菓子の組み合わせもベストマッチングでした!
浅蒸し茶は、品質日本一のお茶農家さんが育てた静岡県の天竜茶。
茶葉が大きいので
深蒸し茶と同じグラム数でもかさがあるのでらティスプーン山盛りになります。
深蒸し茶と違いこちらは、すーっとした爽やかさが口に広がります。
〈一煎目は熱いお湯を直接入れない〉
を守るだけでも煎茶はグンとおいしくいただけるのですね。
オチャクミストとして、勝手に「日本茶を入れて飲もう」キャンペーンを展開していた私(満井)ですが、
静岡屋さんのレクチャーで今回、知ることができたことが沢山あったんです!
やはり、創業60年を超えた専門店さんはスゴイ!
講座の最後には、あると便利なお茶道具についても紹介。
これからは水出しの日本茶が美味しい夏には、専用ポットがおススメです。
皆さんも、お茶専門店を気軽に利用して、手軽に美味しく日本茶を飲む生活をスタートさせませんか?
さて、次回は6月19日(木)。
ダイエットインストラクター、湯座聖美さんの「ダイエットインストラクターから学ぶ健康美ボディの作り方」
近々正式なご案内をしますので、
お楽しみに!